御坊署は17日、御坊市内の男女2人が特殊詐欺の被害に遭ったと発表した。塩屋町の60代の女性が架空料金請求詐欺で電子マネー70万円相当、薗の40代の男性がSNS型ロマンス・投資詐欺で暗号資産10万円相当をだましとられた。これで今年、御坊署管内で確認された特殊詐欺の被害は10件、約4400万円にものぼり、同署が注意を呼びかけている。
調べによると、60代の女性は今月12日午後6時ごろ、自宅で使っていたパソコンの画面がロックされ、そこに表示された番号に電話すると、サポートセンターを名乗る男が解除してくれ、修理代金として10万円分の電子マネーを購入するよう言われた。指示通りに購入し、記載の番号を相手に伝えたが、その後も「番号が無効になった」などと、何度も電子マネーを購入するよう言われ、計60万円分の番号を教えてしまったという。さらに「30万円の税金が必要」と言われたため、詐欺を疑って17日に同署へ相談。被害が分かった。
40代の男性は先月20日ごろ、マッチングアプリで「由美」と名乗る女と知り合い、誘導されたSNSで連絡を取り合ううちに好意を抱くようになった。由美は男性に投資するよう誘い、仮装通貨の取引所で利益を出している写真を送信。男性は信用し、ダウンロードしたアプリで10万円分の仮装通貨を購入、由美が使っている取引所に送金した。その後も由美から追加で投資するよう持ちかけられるも断り続けると、連絡はこなくなったが、17日にSNSで「これは全部だましだったんだよ」と送られてきたため、詐欺と分かったという。
同署は詐欺電話の遮断には「国際電話利用休止申し込み」「警視庁推奨アプリ」の利用が効果的とし、「詳しくは『#みんとめ』を検索するか最寄りの警察署(御坊署℡0738―23―0110)に問い合わせてください。知らない番号から電話を受けた場合はすぐに切って、相談無料の『ちょっと確認電話(0120―508―078)』に確認を。お金を要求されたら一度冷静になって、落ち着いて誰かに相談してほしい」と呼びかけている。


