わかやま夏の交通安全運動が、11日から20日まで行われた。4つあった重点の一つ「歩行者優先意識の徹底とサイン+サンクス運動の推進」。期間中、県内一斉横断歩行者等妨害等違反取り締まりが行われた。御坊署は湯川町小松原のJR御坊駅前、財部の北出病院西側の信号機がない交差点で実施。北出病院の西側で取材した。横断歩行者等妨害等違反は横断歩道を渡ろうとする歩行者がいるのに車を止めなかった運転手に適用。この日、3件の検挙があった。
警察庁のまとめによると、2021年から25年まで5年間で自動車と歩行者が衝突した死亡事故は4158件発生し、うち約7割の2843件は歩行者が横断中。また、横断中の事故のうち約6割の1784件が横断歩道以外の場所を横断しているときに発生しているという。
運転手は横断歩道や自転車横断帯に近づいたとき、横断する人らがいないことが明らかな場合を除いては、その手前で停止できるよう減速。歩行者や自転車が横断しているときやしようとしているときは、手前で一時停止をして道を譲らなければならない。
御坊署交通課の安田光作課長は「後ろの車も前の車が止まっていたら、歩行者が横断しているという認識を持ってほしい」と注意喚起。全国的には停止した車を追い抜いた車が横断中の歩行者をはねるという事故が発生している。筆者も横断歩道手前で停止したところ、後ろの車にクラクションを鳴らされたり、追い越されたりした経験があるが、まさにそれ。何もないのに停止していることはまれだろう。暑さでイライラしがちな夏だが、歩行者優先の意識を徹底し、集中してハンドルを握ろう。(笑)


