先日、息子の小学校からの友達2人が夕飯時、うちにやってきた。息子と1人が川で泳いでいたら、たまたまもう1人と出くわしたらしい。

 小学校の頃は3人ともまだかわいい男の子で、よくうちで他の友達も一緒にお泊り会をしたものだ。「キャンプ広場」と呼んでいるうちの庭で、テントを張ってキャンプをしたり、バーベキューをしたり、ピザ窯でピザを焼いて食べたり、よく遊んだ。久しぶりに会った彼らはぐっと背が伸び大人びて、すっかり高校生。でも小学生のころの面影はしっかりあって、彼らが「うわっ、この家に来たの久しぶり!」なんて喜んでいる様子がうれしかった。

 「よかったら、夕飯食べていかない?」。ちょうど麻婆豆腐を山盛りつくったところだったので誘ったら、二人とも「そんな、悪いじゃないですかあ」なんて言いながらも快諾してくれ、一緒に食卓を囲んだ。ちなみにうちの食卓は、畳にちゃぶ台の昭和方式。まるい形の天板なので、詰めれば人数が増えても座れるところがよい。お隣との間は少々狭くなるけれど、ギュッとひしめいて食べるのもまた、にぎやかでよし。麻婆豆腐にてんこもりのギョーザ、カボチャの煮物などちゃぶ台いっぱいに広げたおかずをつつきながら、乗り始めた原付の話やアルバイトの話、気になる女の子の話など高校生らしい会話が飛び交って、思わず「青春やなあ」と目が細まった。

 小学生の頃はきっとみんなそんなに大差ない。でも高校生くらいになると、毎日の過ごし方がそれぞれに異なってきて、その先はもっと歩む道が違ってくる。この3人も各々の道を進んでいくのだろうけれど、いつまでもいい仲間でいられたらいいな。 (亜)