「貯蓄から投資へ」といった流れが強まっている。貯金などで眠っている個人の資産を株式や投資信託などに回し、個人の資産形成と日本経済の活性化を目指すのが狙い。近年の急速な物価高騰に伴い、預金では実質的な価値が下がってしまうという懸念が背景にあり、国は年間投資枠が大幅に拡充された新NISAやiDeCoなどを通じて個人の投資行動を強力に後押ししている。
先日、高市早苗首相の和歌山後援会「和苗会」が主催するキックオフフォーラムが和歌山市であり、財務大臣・金融担当大臣の片山さつきさんが講演。旧大蔵省(現財務省)の出身であることから、財政や経済に精通しており、2040年度までに官民合わせて総額370兆円を超える投資を目指し、名目GDPを1000兆円にする目標を掲げたと説明。片山さんは「令和の給料倍増計画」も提唱しており、貯蓄から経済成長に向けた投資への流れを加速させることが大切だと強調した。特に和歌山県にはロケットやSAF(持続可能な航空燃料)など、将来有望な産業があり、地域経済発展のポテンシャルの高さに期待を寄せていた。
投資と言えば、筆者の周りでもNISAをしたり、株式の売買をしているといった話を耳にするようになってきた。筆者も手を出そうかと思いつつ、いまのところは足踏み状態。というか実は投資するほどの貯金や余裕すらないというのが現状だ。ちなみに「お金がない人が投資するにはどうすればいいのか」とAIに聞いてみたら、日々の家計の無駄を削るか、副業を薦められた。なるほど、とりあえずは外食や趣味に使うお金を見直す、まずはそこから始めるべきなのだろう。 (吉)

