前日の日高町議会に続き御坊市議会は24日、議員定数を2削減して12とする発議が出され、賛成10人、反対3人で可決された。来年1月25日任期満了に伴う次の市議選から適用。これで日高地方7市町議会の議員定数は12が御坊、印南、みなべ、日高川の4市町、10が美浜、日高、由良の3市町となり、うち印南は欠員1の状況となっている。

市議会での2削減案は今年3月に勉強会を立ち上げた山田勝人、松本隆史、村上宗隆、小澤俊和、天倉勝也の5議員が共同提出。山田議員が人口減少、議会運営の効率化、財政負担の軽減、議員一人ひとりの責任の明確化など削減の提案理由を説明し、「賛同する署名2000人の思いを重く受け止めていただきたい」と述べた。反対討論は共産党の楠本香織議員と小川春美議員が行い、「削減議論が十分でない」「市民の声を聞くには人数が多い方がいい」。賛成討論は山田議員以外の削減案共同提出者の4議員が行い、人口減少や財政面、将来的な市町村合併などの観点から意見を述べた。
議長を除く13人の採決では議案提出者の5議員と、他の保守系5議員も賛成。他の保守系議員は勉強会に参加しなかったが、以前から削減に賛成の思いはあり、宮路雅仁議長らが調整して今回の発議に相乗りする形となった。一方、反対は楠本、小川、向井孝行の3議員。向井議員は質疑の中で「(議員数が減ると)きめ細かな審議ができない」などと訴えていた。
市議会の定数は2006年12月議会で16から現行の14に削減。さらに2削減する案が18年12月議会、22年12月議会で提出されたが、いずれも否決されており、今回が三度目の正直となった。
定例会はこの日が最終日となり、GOBOスケートパーク環境整備事業4600万円、紀州鉄道線のあり方に関する調査業務委託2000万円などを盛り込んだ一般会計補正予算や追加の人事案件など22議案を原案通り可決、閉会した。


