アメリカ、カナダ、メキシコが共催するサッカーの北中米ワールドカップが盛り上がりを見せている。日本は遠藤航、南野拓実、三笘薫ら主力選手がけがで不在となる中、第1戦で強豪オランダと対戦し、2―2で引き分けて勝ち点1を獲得した。筆者も当日は朝5時に起きて1人で観戦。周りに誰もいなかったが、失点するとため息をつき、得点すると「よっしゃー!」「やったー!」と声を上げた。サッカーで世界中の人たちが熱狂する気持ちが少し分かったような気がする▼日本サッカーの歴史を振り返ると、1993年のJリーグ開幕を機に競技レベルが大きく向上した。ワールドカップ本大会に初めて出場したのは1998年フランス大会。その後は8大会連続出場を果たし、2022年のカタール大会では強豪ドイツとスペインを破った。今やアジア屈指の実力を誇る▼筆者は約50年前、小学2年生の時に地元の野球部へ入った。野球を選んだ理由は、地域にスポーツクラブが野球とバレーボールしかなかったからだ。男の子は野球、女の子はバレーボールという風潮が強く、サッカーやバスケットボールなどのクラブはほとんどなかった。しかし、今はサッカーなど他のスポーツが普及している。これまで日高地方からは多くのプロ野球選手が誕生しているが、今後はJリーグやワールドカップで活躍するサッカー選手も現れるかもしれない。ワールドカップで躍動する選手のプレーに子どもたちが憧れを抱くことがそのきっかけになるかもしれない▼きょう21日は日本の第2戦となるチュニジア戦。第1戦のオランダ戦の負傷で出場できない久保建英の穴を埋めて勝利を願う。頑張れ! ニッポン!(雄)