梅雨とは思えないぐらい晴れの日が続いている。気温も本格的な夏に向け上昇中。例年この時期になると、全国各地で水の事故が相次ぎ、痛ましいニュースになる。そんな現場で救助に当たる消防の隊員。日高地方でも御坊市と日高広域の両消防が訓練をスタートさせている。
警察庁のデータをみると、昨年夏期(7~8月)の全国水難事故発生件数は446件(前年同期比42件減少)、水難事故に遭った人は535人(66人減少)、うち死者・行方不明者241人(1人減少)。過去5年間の夏期の状況はおおむね横ばいで、都道府県別では沖縄が33件で最も多く、兵庫が27件、東京、神奈川、岐阜が26件で続いている。
また、水難者535人の発生場所別では多い順に海288人、河川187人で、行為別では多い順に水遊び137人、魚とり・釣り96人、水泳67人。死者・行方不明者241人は海114人、河川94人で、海が減少し、河川が増加した。水難を未然に防ぐためには海や河川それぞれの自然環境の特徴を理解し、水難につながりやすい危険な場所、行為を知ることが重要。危険箇所の把握、的確な状況判断、ライフジャケットの活用、遊泳時の安全確保、保護者らの付き添いがポイントという。
日高広域消防は水難事故防止パトロールも実施中。レジャー客らに「事前に天気予報をチェックし、天候の急変や川の増水に備える」「海では潮の干満と波の高さを確認」「水辺で遊ぶ場合はライフジャケットを着用」「危険な場所に近づかない」「飲酒後は海や川に入らない」「子どもだけで遊ばない。子どもから目を離さない」と注意を求めている。楽しく遊び、悲惨な事故を防ぐため、正しく注意しよう。(笑)

