印南町が今年度と来年度の2カ年で建設を計画している統合中学校の入札が10日に行われたが、参加業者の金額がいずれも予定価格をオーバーしたため落札業者が決まらず、不調に終わった。不安定な中東情勢が長引き、公共工事にも物価高の影響が出た形。町は予定通り2028年4月開校へ向け早急な予算措置を検討している。

 入札は町が指名した23社のうち6社が参加したが、いずれも予定価格の39億5000万円(税抜き)を大きく上回り、入札不調で終わった。予定金額を算出してから入札までの約2カ月の間にも急激な物価高騰が続いていることが影響したとみられている。

 町は「金額を精査し、早急に再入札して工事ができるよう対応したい」とし、6月議会に補正予算計上を検討するとみられている。