
3日午前4時半ごろ、県南部に上陸した台風6号の影響で、県内は2日から3日にかけて各地で強い風が吹き、南部を中心に大雨が降った。南部では3日未明に線状降水帯も発生。古座川にレベル5氾濫(はんらん)特別警報が発令された。
和歌山地方気象台によると、最大瞬間風速は潮岬で28・7㍍、和歌山市で26・2㍍、川辺は19・9㍍。県の観測情報(3日午前7時半現在)によると、最大1時間雨量は新宮市の高田で81㍉、累計雨量も同じく高田で576㍉を記録。日高地方でも印南町印南やみなべ町南部川で1時間に最大で38㍉、ほとんどの地域で100㍉以上の雨が降った。
午前3時35分に那智勝浦町の太田川で堤防から越水して氾濫が発生。5時35分には古座川にレベル5氾濫特別警報が発表された。
これらの影響で、古座川、串本町でレベル5緊急安全確保、新宮や田辺市、すさみ、那智勝浦町でレベル4避難指示、日高地方では御坊市や美浜、印南、みなべ町でレベル3高齢者等避難の避難情報を発令。日高地方では合わせて16人が避難した。
県によると、けがをした人はいないが、海南市で住宅の窓から浸水、白浜と上富田町で土砂崩れ、すさみ町で雨漏り、古座川町で道路冠水、串本町で道路崩壊の合わせて6件の被害を確認。このほか、由良町大引―小引間の県道御坊由良線が越波の影響で約3300㍍にわたり3日午前6時から通行止めとなっており、同日午後0時半現在も解除の見通しは立っていない。日高町では津久野地内で電柱が1本折れたが交通や停電の影響はないという。


