台風6号が接近している。2日午前9時現在、御坊市では少し雨が降っている程度だが、予報進路のまま進めば夜から未明にかけて和歌山県に接近する見込みで、大雨が予想されている。
こうした雨の予報を聞くと思い出されるのが2023年の豪雨だ。県内で線状降水帯が発生し、各地で記録的な大雨となった。筆者が住む由良町でも各地で冠水が発生し、小さな川が激しい流れへと変わり、橋を越えて水があふれていた光景が強く印象に残っている。また、国道が広川方面、日高町方面ともに通行止めとなり、多くの人が移動手段を失った。
今回はそのような被害が起こらないことを願いたいが、台風や南海トラフ地震など、いつ起こるか分からない災害への備えは欠かせない。防災にはさまざまな取り組みがあるが、その中でも備蓄は重要な対策の一つだ。
災害が話題になるたびに水や食料を買い置きするものの、気が付けば賞味期限が切れていたという経験をした人も少なくないだろう。そんな中で有効なのが「ローリングストック」。日常的に使う食品や生活用品を少し多めに購入して備蓄し、使った分だけ補充していく方法だ。
普段から使用するもので、ある程度保存が利くものであれば何でもよい。水やレトルト食品、インスタント麺、缶詰、パックご飯、シリアル、トイレットペーパー、カセットコンロ用ボンベなどが代表的だ。
さらに大切なのが購入のタイミング。スーパーなどで特売が行われている時に少し多めに買っておけば、災害への備えになるだけでなく、家計の節約にもつながる。台風の接近を機に、改めて家庭の備蓄を見直し、いざという時に備えておきたい。(城)

