先月1日から本格稼働している御坊クリーンセンター(汚泥再処理センター)の竣工式が18日、現地で行われ、組合構成市町、地元区、日高環境衛生協同組合、工事業者から30人が出席した。センターには最新の処理方式が採用されており、生活環境の保全とともに、循環型社会の実現にもつながると期待されている。

組合管理者の三浦源吾市長は生物学的脱窒素処理と高度処理の方式を採用し、水質、悪臭、騒音などの対策に万全を期すとともに、処理した汚泥を助燃剤として活用することで循環型社会を推進する施設であると説明。「生活環境の保全と公衆衛生の向上に大きく貢献するものと確信している」と述べた。来賓の組合議会議長の籔内美和子美浜町長は祝辞。施工業者のカナデビア株式会社(大阪市)、施工監理業者の株式会社東和テクノロジー関西支店(同)に感謝状が贈られ、新施設紹介のDⅤDも上映された。閉式後に施設の内覧会もあり、し尿などが運搬されてくるトラックの計量器や膜処理施設を順に見て回った。
御坊クリーンセンターはし尿処理の第1施設と管理棟が1988年、浄化槽汚泥専用処理施設が94年に竣工。長年の歳月を経て更新時期が迫ったことから隣接地に建て替えた。総事業費は47億1949万9400円。新たな施設は鉄筋コンクリート造りで、地上2階地下1階、処理施設や管理棟が一体となっている。建築面積は1717・2平方㍍。処理能力は一日122㌔㍑。日高地方1市5町(みなべ町除く)のし尿や生活雑排水を受け入れる。旧施設の解体工事は今年度中に完了する。


