田んぼダムで泥んこになってはしゃぐ子どもたち

 豪雨による浸水被害を防ぐため水田に一時的に雨水をためる「田んぼダム」と呼ばれる取り組みが行われている日高町荊木の田んぼで6日、スポーツイベントが行われ、県内外の小学生らが防災について学びながら泥んこになって楽しんだ。

 西川特定都市河川流域の浸水被害軽減に向けた対策で、小さな穴の開いた調整板という装置を水田の排水溝に取り付け流水量を抑えることで、農地や下流域の浸水被害を軽減する取り組み。イベントは日高地方でサッカー教室を開いているSISが主催し、田んぼダムについて理解の向上を図り、普及、啓発を目指そうと、日高町の若手農業者団体の一般社団法人アッセンブル日高、町や県が協力した。

 イベントにはSISの選手や地元、県外の小学生を中心に未就学児から中学生まで約50人が参加し、約5㌢の水がたまった田んぼに入り、大はしゃぎ。県職員から流域治水や農家の協力で行われている田んぼダムの取り組みについて聞いた後、ボールを使った鬼ごっこや手押し相撲で遊び、水しぶきを上げたり尻もちをついたりして、泥んこになりながら無邪気な笑顔を見せていた。