先日、日高川町にある日本一長いふじ棚ロード(延長1646㍍)に行ってきた。筆者の地元でいつでも行けるという思いもあるからなのか、見に行ったのは実に十数年ぶり。駐車場には県外ナンバーの車も多く、近くの産品所もにぎわっていた。オープンからもうすぐ30年近くになり、日本一というインパクトもあってすっかり定着しているのだろう。
園内に入ってふじ棚や木々に囲まれた小道を歩いていくと、空気が少し涼しく感じ、いわゆるマイナスイオンに包まれているような心地よい感じ。直径30㌢ほどもあるふじの幹もあり、歳月の流れを感じる。ただ、肝心のふじの花は少し時期が遅かったのか、一面に垂れ下がっているような光景は見ることはできず、ところどころに咲いている程度だった。季節の花を楽しむにはタイミングが大事で、満開に出会えるかどうか分からないのは当然。遠くから来る人にとっては残念かもしれないが、また次回来る楽しみが増えたと思ってもらえれば幸いである。そして日本一の長さを誇るとあって、園内を歩くとそれなりにいい運動にもなる。見物終わりに筆者のスマホの歩数計をみると6000歩近くになっており、例えふじの花はなくても、いい散歩コースにもなる。
いっそのこと、ふじ以外にもツツジやサツキ、バラなど季節を追って次々に咲くような公園にすれば年間通して集客が狙えるかもしれないが、やはり管理が大変か。あと、園内の展望台から望む景色はとてもきれいだが、椿山ダムの方角が木々に邪魔されて見えないのがもったいないと感じた。いずれにしても地元に日本一があるのは大きな誇り。みんなで守り、育てていかなければならない。(吉)

