世はゴールデンウイーク。みなさん行楽を楽しまれるのかと思いきや、民間調査会社の全国5000人アンケートによると、今年のGWに充てる予算は2万7660円で、前年に比べて5・4%減だそう。物価高や円安、給料が上がらない、将来の不安などが減少の理由に上がったとか。
日経平均株価は6万円台を突破したけれど、全然、景気がよい実感がない。AIや半導体といったハイテク分野は熱狂的に盛り上がっているけれど、その他の業種はさえない。中小零細企業や農漁業者らが多いここ日高地方でも、景気のよい話は聞かない。
1980年代後半から90年代初めのバブル期は、みんなが好景気を実感できた。株価も不動産価格も上がり、給料は高く、若いOLさんでも100万円のボーナスをもらえたりした。高級ブランドできめ、高級車に乗り、海外旅行に高級料亭接待などなど、派手で華やかな時代だった。やがてバブルは弾けてしまったけれど、つかの間、みんなが浮かれ気分を満喫できた。
今、「日本の景気=株価」という指標は変わってきていると感じる。バブル期は、人口が増え内需拡大への期待から国内でお金が循環した。でも今は、人口が減り、日経平均株価を動かす企業の多くは海外で収益を上げ、国内の景気はよくならない。一部の勝ち組だけが好景気に沸く今の世の中。庶民は、給料は上がらないし、物価高や円安で生活費がかさむしで、遊びに充てられるお金は減るばかり。GWの予算が減るのもうなずける。
ちなみにその民間調査によると、物価高のなか懐具合を見て決めかねているのか、4割以上の人が「GWの予定なし」だそう。みなさんはGW、どう過ごされますか?(亜)


