由良町戸津井の戸津井鍾乳洞の照明がリニューアルされ、新たに赤色が追加された。これまでの緑色照明の設置箇所も増やして幻想的な演出が強まり、より冒険感あふれる洞窟となり、ゴールデンウイーク中の来場を呼びかけている。

洞内の照明はこれまで緑色のみだったが、演出効果を高めるため赤色を導入。赤と緑の光が交錯することで陰影が際立ち、岩肌の凹凸や鍾乳石の立体感がより強調される空間となった。訪れた人はこれまでとは異なる雰囲気の中で、洞窟探検の魅力を体感できる。指定管理を受けている戸津井の寺井仁三区長は「入った瞬間から印象が変わったと感じてもらえると思います。多くの人に訪れてほしいです」と話している。
戸津井鍾乳洞は、1913年(大正2)から1945年(昭和20)ごろまで利用されていた石灰採石場の発破作業中に存在が確認され、1980年(昭和55)に見学できるよう整備された。県内唯一の鍾乳洞で、約2億5000万年以上前のペルム紀に形成されたとされ、延長は約100㍍。数㌢の鍾乳石が低い天井に密集する「針天井の間」などが見どころとなっている。
昨年度の来場者数は1万3151人で、テレビ番組で人気芸人が紹介したこともあり、前年の8946人から4205人増と大幅に伸びた。
入場料は大人400円、子ども200円。午前9時から午後5時。開園は土・日曜、祝日。


