御坊市のオークワロマンシティ御坊店で26日、自衛隊や消防、自治体、民間ボランティア団体などによる防災知識を学ぶイベント「防災フェス」が開催され、多くの家族連れらでにぎわった。「災害から守るのはひとつの命」をテーマに、自衛隊や消防車両の展示、起震車による地震の体験、自治体の災害食配布などが行われ、ブルーインパルスの曲芸飛行をパイロットの視点で疑似体験できるVRゴーグルも人気を集めた。

主催は自衛隊和歌山地方協力本部で、御坊市と市消防本部、御坊署が共催。日高地方7市町、和歌山高専、紀州梅の郷救助隊、防災士和歌山県支部女性会、アウトドアショップバトラコスなどが協賛となって、屋外の駐車場では自衛隊の大型トラック「重レッカ」、パトカー、白バイ、消防署のはしご車、御坊市のトイレカーなどの車両展示のほか、災害防災食の配布、災害時に役立つアウトドアグッズの展示、梅の郷救助隊による炊き出しなどが行われた。
最大震度7の揺れを体験できる起震車コーナーは順番待ちの列ができ、ブルーインパルスの曲芸飛行やパラシュート降下を疑似体験できる自衛隊のVRゴーグルが好評。ロマンシティ店内でも警察の特殊詐欺啓発、防災コーナー、自衛隊のロープワーク、消防の応急救護体験などが行われ、孫を連れて訪れた美浜町の60代の男性は「最近は毎日のように災害のニュースを見聞きしますし、和歌山県もいつ大きな災害に見舞われるかもしれません。きょうは楽しく防災について学ぶことができました。備えに生かしたいと思います」と話していた。


