6日から15日までの春の全国交通安全運動で初日、交通事故をなくする県民運動日高地方推進協議会の交通安全大会が印南町で開かれ、お笑いコンビ「すみたに」が、交通安全講話で地域ぐるみの意識高揚を訴えた。すみたにの2人は軽快な掛け合いで、参加者とも絡みながら、面白おかしく交通安全の情報を発信。「魔の7歳」についても説明し、「認識、自覚し、家族や近所に広めて」と呼びかけていた。

 「魔の7歳」は、2020年から24年までの5年間で歩行中の交通事故死傷者数が最も多かった年齢が7歳だったことなどから呼ばれるようになったが、一般にあまり知られていない。7歳はちょうど小学校の1年生。登下校や友だちとの遊びで、これまで親と一緒だった行動範囲が広がり、一人歩きする機会が多くなる。また、子どもの視野は大人の3分の2。大人の視野が左右150度・上下120度あるのに対し、子どもの視野は左右90度・上下70度しかないそう。大人であれば視界にうつる車も、子どもの場合は視野に入っていないことがある。さらに子どもの特性として大人よりも好奇心旺盛で注意力散漫。自分の興味のある面白いものを見つけると、それしか目に入らないことも視野を狭くすることにつながっているのかもしれないという。

 政府広報オンラインが今年3月に公開した記事によると、小学生の歩行中の交通事故(2021~25年)で小学校1年生の死者・重傷者数は6年生の約2・5倍。事故を防ぐための対策として、十分な交通安全教育はもちろんだが、私たち大人が理解したうえで手本となり、ハンドルを握るときは思いやりと譲り合い、ゆとりを持った運転で交通安全に努めよう。(笑)