柿木氏

 損保大手、東京海上日動火災保険株式会社(本社・東京都千代田区、城田宏明社長)の代表取締役副社長に、御坊市熊野出身の柿木一宏氏(58)が今月1日付で就任した。

 日高高校から和歌山大学経済学部を卒業。1990年に東京海上火災保険株式会社(現東京海上日動)に入社し、関西、九州、関東などのエリアを担当した。日動火災海上保険との合併後(2004年10月)は常務執行役員、常務取締役などを歴任し、24年からは専務取締役を務めていた。

 河南中学校や日高高校の同級生は「7、8年前、中学校の同窓会を開いたときに久しぶりに会いました。昔一緒に遊んだ友達が出世し、誇りに思います」「いつも明るく人当たりがよく、誰にでも好かれるような人でした」と当時の思い出を振り返り、美浜町で代理店業務を営む株式会社小松(美浜町)の小松一也社長(70)は「以前から交流があり、一緒にゴルフに行ったこともあったし、3月にも異動のあいさつで事務所に立ち寄ってくれました。気さくな人柄で、仕事面ではきめ細かく対応し、親身になって相談にも応じてくれました。郷土の誇りでとてもうれしいです」と話している。

 柿木氏は「東京で勤務していますが、和歌山は特別な存在で、豊かな自然、穏やかな風土、そして人々の温かさに接し、深い安らぎを感じます。いまの自分があるのは、のびのびと育ててくださった地元のおかげと思っています。これからは仕事を通じて和歌山に恩返しをしていきたいと考えています」と話した。