本年度の県警交通安全大使に御坊市出身のモデル・タレントの坂尻夏海さん(25)が就任し、1日、和歌山市の県警本部交通センターで委嘱式が行われた。自転車の交通違反に対する青切符制度の運用も始まり、県民や若い世代への情報発信を強化するため、地元出身で知名度も高い坂尻さんに交通安全大使を委嘱。坂尻さんは女性警官の制服姿で街頭啓発に立ち、思いやりと譲り合いを呼びかけた。

きしゅう君と委嘱状を手に坂尻さん

 坂尻さんは大手芸能事務所オスカープロモーションに所属し、御坊市観光PR大使や日高広域観光振興協議会公式インフルエンサーを務める。祖父が県警の警察官だったことから、子どものころから「交通事故は自分だけでなく、相手の人生も奪ってしまう」と教えられてきたという。

 式では木村充次交通部長が坂尻さんに委嘱状とタスキを交付し、「大使の笑顔のように、和歌山県の交通安全がより一層明るく輝きますよう期待しております」とあいさつ。

 坂尻さんは「警察官の制服に袖を通し、あらためて大使の責任の重さを強く感じ、身の引き締まる思い。皆さまに思いやりや譲り合いの気持ちを持っていただいて、交通ルールを正しく理解して生活してほしい。誰もが気をつけていかなければならないことなので、できるだけたくさんイベントや啓発活動の場に立って交通安全を呼びかけていきたい」と決意を述べた。

 任期は2027年3月31日までの1年間。

 式終了後、坂尻さんはJR和歌山駅西口前に移動し、和歌山東署の署員らと自転車利用者らに青切符についての注意を促すチラシを配布、注意を呼びかけた。