伝統曲を全部員で奏でる

 日高高校筝曲部の第33回定期演奏会が20日、御坊市民文化会館大ホールで開催。新卒業生を含む24人の部員が、澄み切った音で伝統音楽の心を表現した。

 司会は同部ОGのフリーアナウンサー、南くるみさん。曲目の背景や同部の活躍等も紹介しながら進行した。例年通り1年生による古曲「六段の調」で幕を開け、2年生は現代曲「箏三重奏曲」。続いて1・2年生で映画の主題歌「打ち上げ花火」を聴かせ、新卒業生も加わり全員で伝統曲「雪月花によせて」を心込めて弾いた。日本の自然美を表現したメロディーが広がりのある澄んだ音で奏でられ、来場者は一心に聴き入った。賛助出演の菊明会は宮城道雄作曲の「さらし風手琴」を演奏。最後は再び全部員で、代々弾き継がれてきた代表曲「GRADATIОN 風の彩」を奏でた。さまざまな風を表現した曲を、凛とした美しい音の重なりと畳みかけるような迫力で演奏。じっと聴き入った来場者は大きな拍手を送った。幕間には南さんが新卒業生7人にインタビュー。それぞれに仲間や支えてくれた家族への思いも話し、和やかなひとときとなった。