北海道日高振興局の髙見芳彦局長が、同じ名前の和歌山県日高振興局を訪れ、小路哲生局長と懇談したのは既報の通り。髙見さんは局長に就任が決まり、どんな取り組みをしているのか下調べしようと日高振興局とネットで検索すると和歌山の日高振興局がヒットし、就任後すぐに小路局長にメールを送ったという。行動力にあっぱれである。ほんの少しの行動が新しい交流を生むことをあらためて感じさせてもらった。知らなかった北海道日高地域の魅力を知れたのはもちろん、筆者の中で北海道のイメージがさらによくなったのはまさに髙見局長の気さくな人柄に触れたからであるのは間違いない。
北海道は一度社員旅行で行っただけでなかなか行く機会がないが、行きたい所はある。世界遺産が好きなので、世界で最も低い緯度で流氷がみられ、原生林で希少な動物を見ることができる自然遺産の「知床」、1万年以上も争いなく定住した縄文人が残してくれた集落「北海道・北東北の縄文遺跡群」はぜひ行きたい。札幌、小樽、旭川、富良野、網走など国内でも屈指の観光地ぞろい。その中で日高エリアは人気ドラマのロケ地で、乗馬体験などができるそう。派手さはないが、ゆったりと観光を楽しむのにちょうどいい場所だと感じた。
和歌山県も高野山や熊野三山など紀伊山地の霊場と参詣道の世界遺産効果は絶大で、白浜も含めて多くの観光客が訪れてくれる。有名観光地ではオーバーツーリズムも問題の一つとなっているが、日高地方も派手さはないが白崎や道成寺、自然やおいしいものなどちょうどいい観光資源があり、何より暮らしやすい。やはり、ちょうどいいが一番いい。(片)

