がっちり握手する小路局長㊧と髙見局長㊨(左は楠木章平地域づくり部長、右は柏木部長)

 北海道日高振興局の髙見芳彦局長が13日、和歌山県日高振興局を初めて訪ね、小路哲生局長と懇談した。同じ日高振興局という名前が縁で2年前からメール等でのやりとりが始まり、今回の対面が実現。ともに豊かな自然、おいしい食べ物など魅力がいっぱいあることを紹介し合い、それぞれの課題解決へ今後も交流を深めていくことを誓い合った。

 髙見局長は2024年4月に日高振興局長に就任。インターネットで日高振興局と検索すると、和歌山県に全く同じ名前の局があることを知り、すぐに小路局長にメールを送った行動派。定期的にメールや電話で情報交換し、「どうしても来たい」との思いがようやく形になった。

 柏木邦子地域創生部長と来局し、北海道日高地域の魅力をスライドを使って紹介。北海道南西部の「道央」に位置し、同じ7自治体で構成、日高町もある。面積は和歌山県とほぼ同じ広さだが、人口は約6万人。森林が約8割を占めるなど豊かな自然が魅力の一つで、国内で最も原生的な自然環境が残された「日高山脈襟裳十勝国立公園」を有している。農産物はトマトやピーマン、夏いちごの栽培が盛んで、花のデルフィニウムは全道一の生産量。日高昆布、銀聖(サケ)など海産物も豊富。全国一の軽種馬産地としても有名で、昨年放送された人気ドラマ、日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」のロケ地でもあり、聖地巡礼の観光客も増えているという。

 髙見局長は「同じ名前、同じ自治体数、人口規模もほぼ同じ、国立公園を擁する地域でも共通している。これから互いのイベントに参加するなど友好関係を築いていきましょう」とあいさつ。梅ジュースでもてなした小路局長は「お互いに魅力がたくさんあり、また田舎の課題もある。今後も情報交換して、地方が元気になるよう手を携えていきましょう」とがっちり握手。黒竹ボールペン、黒竹民芸品をプレゼントし、髙見局長からはロイヤルファミリーの馬のぬいぐるみが手渡された。

 日高町議会産業教育常任委員会(楠山博之委員長)は16日、町の水産業について執行部から聞いた。

 町担当者が昨年11月に比井崎漁業協同組合とともに行ったすさみ町への視察で、市場に出回らない未利用魚の活用やイベントを紹介し、町の水産業の現状を説明。今後について藻場造成事業や地域おこし協力隊導入の検討を行っているほか、養殖事業の参入を協議中とした。

 このほか、訪問型家庭教育支援事業についても説明を受けた。