今日14日はバレンタインデー。中学生のとき、初恋の人にドキドキしながら手作りチョコを渡したことを思い出す。チョコのラッピングを何度も直して準備して、いざ渡すときは、顔が真っ赤になって、心臓が口から飛び出てくるほど緊張して恥ずかしくて、ガチガチでロボットみたいになっちゃって、もちろんうまくしゃべれなくて、それはそれはもう、胸キュンの青春だった。

 あれから35年余。ちょっとした同窓会でその人に再会してチョコの話になり「ああ、あのチョコ、おばあちゃんにあげたんよ。おばあちゃん、うまかったって言ってたよ」なんて言われて、ギョギョギョ。でも「えええ、何それ、あんなに頑張ったのにぃ」と笑い合えることに時の流れを感じ、懐かしさがこみ上げた。世の女性のみなさんも、きっとこんな青春バレンタインの思い出をお持ちのことでしょう。

 バレンタインの起源は諸説あるけれど、バレンタインデーに女性が男性にチョコを贈るという文化は日本独自のものだそう。しかも事の発端は、お菓子メーカーの広告だとか。それを知るとちょっとときめきが冷めるけれども、愛を伝える日はあったほうが楽しい。

 さて今年のバレンタイン、みなさんは、どう過ごしますか? わたしはここ数年、一緒にSSstudioを営んでいる相方と息子のために、ガトーショコラを焼いています。今年もそのつもりで先日、材料を買いに行ったのだけれど、チョコが高い! 少し前の1・5倍になった気がする。懐が痛いゼ。とはいえチョコがないとガトーショコラが焼けないので、ためらう気持ちを押し殺し、固い財布の紐を引きちぎるようにして、一番おいしそうなチョコを買った。(亜)