衆議院議員選挙から一夜明けた9日、和歌山2区に無所属で立候補して2期目当選を果たした世耕弘成氏(63)が田辺市稲成町の事務所で報道陣の取材に応じた。得票率80%を超える圧勝に「目標達成」と満足な表情を浮かべ、全国で自民党が大勝利したことにも大きな期待感を示した。世耕弘成シーズン2のスタートに、まずは先端企業の誘致に取り組むことを約束した。

8日夜は田辺、御坊、有田、海南の事務所を回って支持者に感謝を伝えたあと、開票状況を見ながら久美子夫人と祝杯をあげたという。得票率82・2%という結果に「8割超えを一つの目標にしていたので、達成できた。演説では冗談もふまえて小泉進次郎さんに勝ちたいと言ってきたが、勝ちましたので、支持者との約束を果たすことができた」と笑顔いっぱい。
自民党の歴史的大勝に終わったことに「これでかなり政治が安定して、物事が具体的に前に進んでいく」と期待感を示しながらも、「大勝したからといって数の力で強引に物事を進めると、一瞬にして国民の信用を失うので、丁寧に慎重に、そして進めるべきことは進める姿勢で政権運営をしてほしい」と求めた。1区の山本大地氏(自民党)の勝利は「2区に候補者を立てない形で自民党に事実上支援をいただいた。1区でも参議院時代からの支援者がたくさんいるので、山本さんの当選に私なりに貢献できた」とし、自民党復党については「政策的にも政治理念も齟齬(そご)はない。26年間自民党の政治家として務めてきた。自民党が判断されたら率直にお受けしたい」と、これまでの姿勢と変わりないことを強調。政治家になった以上は総理大臣を目指す志を忘れてはいけないこともあらためて示した。
これからの衆議院議員シーズン2について「和歌山に象徴的な先端産業を持ってきたい。それを最優先にやっていきたい。観光、農林水産業の振興にも取り組む」と抱負を述べた。


