PRカードを手にレシピを考案した女性メンバーと廣村会長

 みなべ町農業振興協議会(廣村勝利会長)は、特産の梅干しをもっと多くの人に食べてもらうことを目的に、「ずぼら梅メシ」レシピを考案し、PRカードを作製した。各家庭で作っていた梅料理を元に、女性メンバーが中心になって第1弾として4レシピを完成させた。インスタント食品に梅干しを入れるだけの一品もあり、若者や料理が苦手な人も簡単にできるよう工夫している。

 同協議会は町長委嘱の農業者16人で構成(任期3年)。女性メンバーが5人おり、うち1期生委員から「梅干しをたくさんの人に食べてもらえるよう梅料理を発信したい」と提案があり、女性5人が中心となって2年前に取り組みを開始。梅料理レシピはたくさんあるが、「若者や普段あまり料理をしない人でも簡単にできる」をコンセプトに、各家庭で作っているオリジナルの梅料理を出し合うことから始めた。「女子会の延長」の雰囲気でざっくばらんにアイデアを出し、試食会を重ねて、たくさんの候補の中から簡単にできておいしい4品に絞りレシピを作った。

 「梅干しカップ麺」は、文字通りカップ焼きそばやカップラーメンに梅干しを投入するだけ。梅干しを入れてから熱湯を注ぐのがポイントとなっている。「梅マヨメシ」はご飯の上に梅干し、マヨネーズ、味付け海苔、青じそ、揚げ玉を乗せれば完成。「ネバネバ梅丼」は納豆、長芋、オクラに青じそ、みょうが、ネギ、ショウガ、すりごま、梅干しを乗せてしょうゆをかける。「簡単冷製パスタ」は梅干しと塩を入れたお湯でパスタを茹で、オリーブオイルと白だし、梅酢に茹でた梅干しも一緒に混ぜ込んでソースにするのが特徴だ。

 昨年11月、提携している日体大の学祭でレシピを配り、学生から好評だった。PRカードはポストカードサイズで、表面に食欲をそそる写真、裏面に細かいレシピと南高梅PR動画の2次元コードを掲載。うめ振興館と国民宿舎紀州路みなべに置いているほか、町外へイベント出店するときなどに配布してもらう。

 第2弾のレシピも考案中で、アイデアを出し合っている。女性メンバーは「梅干しを一つでも食べてもらうきっかけを作りたい。誰でも簡単に作れておいしいのがウリなので、ぜひ作ってみてほしい。レシピのアイデアがある人は教えてください」と話している。