昨年までプロ野球・広島東洋カープでプレーした美浜町出身の小林樹斗投手(23)が1月31日、新天地の四国アイランドリーグplus・徳島インディゴソックスの新入団選手発表会見に臨んだ。日本プロ野球機構(NPB)復帰という目標に向けて力強く決意を表明。一層のレベルアップに取り組んでいく姿勢を示し、再起を誓った。

会見は、徳島県藍住町の大型商業施設「ゆめタウン徳島」で開かれ、首脳陣と小林投手を含む23人が出席。それぞれ色紙に思いを記し、今季の意気込みを語った。小林投手は「勝」と書いた色紙を手に、「まずはチームの勝利や優勝に向けて僕が勝ちにつなげられる投球をしたい」と活躍を誓ったうえで、「自分自身のNPB復帰を含め、まだまだ高いレベルで野球をしたいと思っています。そこに向けて一年間頑張るので、皆さん、ご声援お願いします」と目標を口にし、抱負を聞かれて「最速の152㌔をアベレージにし、防御率にこだわりたい」と語った。
新入団選手には小林投手ほか、元阪神・関本賢太郎氏の長男関本勇輔捕手(23)や元西武でソフトバンクコーチ・細川亨氏の長男旺輝投手(19)らが名を連ね、会場は詰めかけた大勢のファンで立ち見が出るほど。背番号12の小林投手のユニホーム型キーホルダーは完売し、注目度と期待の大きさをうかがわせた。
一方、チームは昨年まで13年連続でドラフト指名を達成。監督を務める金屋町(現有田川町)出身の元プロ野球選手で、過去に和歌山南陵高校を率いた岡本哲司氏(64)は小林投手について「能力は高いと聞いているがシビアにやらないといけない。自らの進む方向を見据えて課題を潰していく。それができるかは本人しだい」と話した。
会見後、囲み取材に応じた小林投手は「受け入れてくれた球団関係者や日ごろから携わってくれている皆さんに感謝し、もう一回り大きくレベルアップしたい。すべきことを明確にしてやっていきたい」と力を込め、読者に「NPB復帰を一番の目標に、もう一度高いレベルで野球ができるよう、1年間必死で頑張ります」とメッセージ。「応援よろしくお願いします」と笑顔を見せた。
小林投手は2020年にドラフト4位で智弁和歌山から広島に入団。2024年オフに育成契約となり、昨年10月に戦力外通告を受けていた。


