きょう2月1日は、プロ野球各球団のキャンプが一斉にスタートする日。テレビや新聞などで、ユニフォーム姿の選手たちが白球を追い、練習に励む姿が画面や紙面をにぎわす。「ことしはどのチームが強そうなのか」「注目のルーキーは評判通りか」「外国から来た助っ人はどうなのか」など、各チームの戦力や選手への関心が高まり始める。野球ファンにとっては、2月4日の立春を前に、一足早い春の訪れを感じ、胸を膨らませる時期である。

 プロ野球の世界は常に競争と言われる。昨年は結果を残した選手でも、今年のシーズンにレギュラーが保証されるとは限らない。移籍選手や新入団選手との定位置争いが待っている。だからこそ、どれだけ実績を残した選手でも成功が約束されていない中で、一心にバットを振り、守備練習に汗を流す。

 昨シーズンは、日高地方出身選手が大活躍した年だった。千葉ロッテにドラフト1位で入団した西川史礁外野手(22)=日高川町山野出身=はパ・リーグ新人王を獲得。巨人で2年目だった泉口友汰内野手(26)=御坊市出身=はゴールデングラブ賞とベストナイン賞を受賞した。東北楽天の中島大輔外野手(24)も1番打者として打線をけん引し、長嶋茂雄氏と並ぶプロ野球記録となる4試合連続三塁打を達成するなど、ファンを沸かせた。こうした地元出身選手の活躍は、子どもたちに勇気や夢を与えたことだろう。

 地元出身のプロ野球選手に取材すると、口をそろえて「地元からの声援や応援が大きな力になった」と語る。キャンプから一投一打に注目し、大きな声援を送ろう。今年のシーズンも、地元選手が地域を盛り上げてくれることを期待したい。(雄)