美浜町三尾、NPO法人日ノ岬・アメリカ村の「語り部ジュニア」のカナダ研修が5日から10日まで6日間の日程で行われ、メンバーの小学生と高校生計7人が、ブリティッシュコロンビア州バンクーバーやスティーブストンを訪れた。現地のジュニアたちや「カナダ移民の父」といわれる工野儀兵衛のひ孫家族と英語で交流。カナダ移民や日系人の歴史も学び、研さんを深めた。

参加したのは竹村友花さん(日高高2年)、垣内祥成君(同1年)、哉原圭登君(同1年)、野村栄斗君(田辺高1年)、松本紗奈さん(日高高1年)、山本涼真君(同1年)、濱田宗志君(和田小4年)で、スティーブストンでの交流会では現地の日系を含む中学生から大学生までの12人と対面。以前からオンラインで交流していたため、すぐに打ち解けることができた。語り部ジュニアたちは、三尾の紹介や「工野儀兵衛ものがたり」の読み聞かせを英語で実践。日本の伝統的な遊びの折り紙やこま回し、福笑いを紹介し、反対にカナダ伝統の「ジャッキ」という遊びを教わりながら、楽しく交流を深めた。
歓迎交流会では工野儀兵衛のひ孫に当たるゲイリー・クノさん一家と対面。三尾の紹介や「工野儀兵衛ものがたり」に耳を傾けてくれ、初めの緊張も次第に解けて笑顔で談笑した。
このほか、カナダ太平洋岸の漁業と造船業の遺産を伝える施設で当時の漁船や労働者の住居が保存、再現されている「ブリタニア・シップヤード」、船大工だった村上音吉一家が暮らした「村上ハウス」、「ジョージア湾缶詰工場博物館」を見学。リッチモンド市庁舎も訪問した。


