老朽化した本殿を大改修

 印南町印南原の大歳神社(平野聖翔宮司)は、老朽化が激しい本殿の大改修を、2028年に計画しており、広く奉賛金を募っている。

 本殿の創建は室町時代の1563年で、山林火災の類焼などもあり、現在の本殿は1886年に再建されている。檜皮葺きだった屋根は1998年の台風で被害を受け、銅板に改修するなどしてきたが、再建から139年が経過して老朽化したことから、2028年に大改修することを決めた。

 併せて腐食が激しい境内末社5棟の建て替えと覆屋の新設など関連工事合わせて総事業費は1000万円を超える見込み。奉賛金の目標を1000万円とするが、集まった金額の中でできるだけのことをやるとしている。
 平野宮司は「近い将来いつかはしなければならないことだが、氏子地域の少子高齢化による人口減少を考えると今がラストチャンス。先人が守ってきた地域のシンボルを未来へ伝承していく使命がある。氏子有志だけでなく、趣旨に理解いただける近隣の方や企業の協力をいただければうれしい」と話している。
 奉賛の申し込みは一口5000円から。問い合わせは同神社℡0738―44―0239。