協定書を手に左から松村さん、山本町長、出崎代表

 みなべ町は1日、南洋運送株式会社(西岩代)、電気自動車の製造販売のASF株式会社(東京)と災害時における電気自動車からの電力供給の協力に関する協定を締結した。県内では初めて。

 南洋運送は集配などでASFが製造した箱バン型の電気自動車1台を導入しており、お世話になっているみなべ町に恩返ししたいと今回、協定を結ぶことになった。災害時、南洋運送だけでなく、ASFの製品を取り扱っている代理店から避難所に電気自動車を配車。コンセントを差すことで電源となり、スマホの充電や電気ポットで湯を沸かすことなどに活用できる。

 調印式には山本秀平みなべ町長、南洋運送の出崎勝也代表、ASF営業部の松村新一さん、同社に出向している株式会社オートバックスセブンの渡邊博人さんが出席。協定書に押印し、山本町長は「電気はほかのインフラを動かすためにも重要。地域住民の安心につながる」と感謝。出崎代表は「運送だけでなく、電気でも協力していきたい」、松村さんは「避難所に電気自動車が充電できるソーラー蓄電池を全国につくるのが夢」などと話した。