県高校総合文化祭自然科学部門が8、9の両日、智辯学園和歌山高校で開かれ、化学、生物、ポスター発表の3部門で日高高校生の研究が最優秀賞を受賞。来年7月29日から秋田県で開かれる全国高校総合文化祭への出場が決まった。

物理、化学、生物、地学の4部門にポスターを加えた計5部門で研究発表と審査が行われた。
化学部門では、科学部1年の中村茉実さん、溝口琥大君、足立蓮さん、田中凛さん、松山明愛さんの「真空の抽出について」が最優秀。真空状態で沸点を下げた条件下でレモンティーを抽出する研究で、渋みや苦みを抑えられるかに取り組んだ。試飲ではすっきりした味を確認し、カフェインが減少しているとの仮説を設定。全国総文に向け、カフェイン量の数値化など研究を深める。
生物部門では、生物部2年の岩﨑正悟君と大藤愛叶さんの「ナガレホトケドジョウだいすき!!!!!」が最優秀。県内各河川で調査した生息状況を整理し、生息が見込まれる底質や川幅、周辺の植生状況などといった環境要因を推定した。今後も調査データを増やし、より詳細な生態解明を進める。
ポスター部門では、生物部2年の中澤瞭君、中原千大君、尾﨑太紀君の「カメムシコーラの作製」が最優秀。SNSで話題になった「パクチーに柑橘果汁をかけるとコーラの香りになる」との投稿をきっかけに、臭いが似ているカメムシでも同様の香りが生まれるのかを検証した。すりつぶしたカメムシにレモンやライム果汁を加え、32人に香りを判定してもらった結果、1割ほどがコーラと回答。今後はコーラの香りにより近づける試行を続ける。
このほか、地学部門では科学部2年の川口雅仁君、新田彩乃さんの「ビーカーで恐竜の体重を考察する」が優秀賞を受け、来年11月の近畿総文出場が決まった。物理部門では、生物部1年の丸山晴也君の「水上浮遊ごみ回収装置の制作」が入賞した。


