大学野球の第56回明治神宮大会関西地区代表決定戦が4日、全日程を終了し、みなべ町出身の西野啓也捕手(3年、紀州由良リトルシニアOB、上南部中―高知高)がレギュラーの立命館(関西学生野球連盟)が第2代表を勝ち取り、10年ぶり5度目の本大会出場を決めた。西野選手は全4試合にスタメン出場し、投手陣を好リードする活躍ぶりで、勝利に大きく貢献した。

攻守でチームに貢献した西野選手(立命館大学提供)

 立命館は関西学生野球連盟秋季リーグで12季ぶり優勝を飾り、関西地区代表決定戦に進んでいた。

 代表決定戦には関西地区の5リーグを制した5チームが2つの明治神宮切符を争った。第1代表決定戦では初戦で京都産業大学(関西六大学野球連盟)に1―3で敗退したが、残り4チームで争った第2代表決定戦では1回戦で大阪産業大学(阪神大学野球連盟)を6―1、準決勝は奈良学園(近畿学生野球連盟)を2―0、決勝は再び京都産業大学と対戦し、1―0で見事リベンジし、本戦出場をつかみ取った。

 西野選手は全試合でマスクをかぶり、多彩な投手陣を好リード。特に大一番の決勝は、4年生の遠藤投手が西野選手のサインにほとんど首を振らずリズムよく投げ込み、完封勝利に導いた。打撃でも13打数3安打3四球、決勝ではマルチ(2安打)でチャンスメークするなど攻守でチームの勝利に貢献した。

 「初戦で敗れた京産大との再戦は予想通り厳しい戦いとなったが、遠藤さんの好投で勝つことができた。捕手として完封をサポートできてよかった。神宮大会でもそれぞれの投手の特徴を生かし、リードで貢献したい。4年前に高知高校時代に出場して以来の神宮球場でプレーできるのが楽しみ」と話した。