「念のために対策して」 と防災についてアドバイスする蓬莱さん

 日高町の文化講演会が2日、「気象予報士蓬莱大介と学ぶ『気象災害から身を守るために』」と題して、お天気キャスターでおなじみの蓬莱大介さんを講師に中央公民館で開かれ、子どもからお年寄りまで200人を超える町民らが参加した。

 蓬莱さんはテレビで発信される防災や大雨情報の意味を解説したうえで、おととし6月に同町を含む県北部で発生した線状降水帯について説明し、近年の雨は「激甚化」「頻発化」「極端化」がキーワードと強調。防災気象情報について、「警報は学校が休みだ! ラッキー」ではなく、「特別警報は死なないでくださいねというサバイバル状況」と、警戒レベル4までに避難を済ませるよう呼びかけた。

 気象庁の雨雲レーダー、キキクル(危険度分布)、県の防災わかやまを紹介し、人は災害を目の前にすると楽観視しがちだが、念のために対策するよう求めたほか、大地震について生き延びるために「津波」「家屋の倒壊」「火災」に巻き込まれず、被災後生き延びるために「災害関連死」に気を付けるようアドバイス。「危ないときは危ないところに行かない。『まさか自分が』ではなく『念のため』と心でつぶやいて」と力を込めた。