御坊青年会議所(市川朋和理事長)は11月8日、御坊市薗のほんまち商店街を舞台としたイベント「まちあそび人生ゲームin御坊」を開催する。株式会社タカラトミーの人気ボードゲーム「人生ゲーム」のリアル版。商店街の各店舗をマス目と見立ててルーレットで出た数だけ進み、まちを探索しながら楽しむ。

まち歩きイベント、リアル版人生ゲームの参加者呼びかけ

 子どもたちが地域と触れ合い、御坊・日高地域への愛着や誇りを育むことを目的とし、県内では初めての開催となる。

 タカラトミーの人生ゲーム(ボードゲーム)はルーレットを回してマス目を進み、就職、結婚、出産、家の購入など人生の出来事を乗り越えて億万長者を目指すという内容。リアル版となるまちあそび人生ゲームは2013年に島根県出雲市の商店街から始まった。その後、各地で開催され、タカラトミー公認のまち歩きイベントとなっている。

 今回のほんまち商店街で開催されるまちあそび人生ゲームは商店街の店舗など32事業所が協力し、ゲーム専用通貨を使用。御坊小学校運動場に集合後、100種類の職業カードから1枚を選び、職業、初任給、給料が決定した後、ルーレット(1~3)を回して出た数だけ商店街の店舗に立ち寄りながら進む。各店舗には「子どもの誕生を記念して大きくなったらGショックの時計を装着してね。〇万縁(円)をもらう」「ネックレスを見て思わずプレゼントに即決。〇万縁(円)支払う」などのストーリーを設定。ゴールの御坊小学校に到着後、獲得した所持金を競うという内容。上位には賞品がプレゼントされる。

 当日は5グループに分かれて実施。第1グループは午前9時半にスタート、以後、各グループが順次出発する。最終の5グループの出発は午後2時。

 対象は日高地方(みなべ町除く)の小学3年生から6年生まで300人(原則保護者同伴)。参加費は無料。申し込みは16日までだが、定員になり次第締め切る。問い合わせは御坊青年会議所℡0738―22―5434。

 担当の未来創造委員会の武内久直委員長(39)は「楽しみながら地域の魅力を再発見してください」とPRしている。