会見で一般職業紹介状況を説明する中山局長

 和歌山労働局(中山始局長)は3日、8月の県内一般職業紹介状況を発表した。仕事を求める人一人に対して何人の求人があるか示す有効求人倍率(季節調整値)は1・07倍。前の月を0・05㌽下回り、2カ月ぶりに低下した。

 8月の有効求人は1万5803人(季節調整値)で前月より2・5%減少し、有効求職者は1万4790人で2%増加。近畿は1・13倍、全国は1・2倍で、いずれも0・02㌽低下した。

 県内の新規求人は5686人(季節調整値)で前月より2・1%減少。新規求職者は3145人で5・9%増加し、特にパートが顕著で物価高騰による家計の補填目的とみられている。新規求人倍率は1・81倍。0・14㌽低下した。

 産業別新規求人数(原数値)は前年同月と比べ、学術研究・専門・技術サービス業で56人、運輸業・郵便業で39人など増加。医療・福祉で133人、卸売業・小売業で86人など減少し、中山局長は会見で多くの産業、特に運輸業で人手不足感があるとしたうえで、情勢判断について「求人が求職を上回る状況が続いているが、持ち直しの動きに弱さがみられる。引き続き、物価上昇等が雇用に与える影響に注意する必要がある」とした。