時が経つのは本当に早い。ついこの前開幕したと思っていた大阪・関西万博は13日の閉幕まで2週間を切った。一般来場者数は先月27日時点で運営費収支の黒字化ラインとされていた2200万人を超えた。開幕当初、入場者数が伸びないとか、赤字は確実とかさまざまなアンチ報道もあったが、大成功といえる。同じ関西で開かれるイベント、応援していた一人として盛況ぶりはうれしいが、実は筆者の手元にも未使用のチケットが1枚残っている。
開幕直前のメディアデーで会場の雰囲気を体感し、開幕後は6月に取材を兼ねて1度来場。楽しくてまた来ようと心に誓ったが、まだ日があるからいつでもいける、暑くなってきたから涼しくなってから行こう、そうやって先延ばしにしていたら、来場予約が取れず、未使用チケット問題が勃発したのは連日の報道通り。当日券と引き換えも始まったが、数に限りがあり、前日の夜から並んでいる人たちも多数いて、筆者には到底まねできないと諦めた。
万博の成功に少しでも貢献できたという自己満足と引き換えに、チケットのことは忘れようと思う。といいつつ、何か特典があればうれしい。電子チケットであることを活用して、海外パビリオンの料理や土産物、ミャクミャクグッズと引き換えや購入ができるネットサイトを期間限定で開設し、チケットの金額だけ割り引くのはどうだろう。商品は宅配する。場所は必要ないし、行列ができることもない。万博が無理なら、大阪で使える商品券や吉本新喜劇のチケットと交換できるとか。こんなときこそ、大阪らしいおもしろいアイデアを期待しているのは筆者だけだろうか。(片)


