先生に相談するところも実演

 御坊市の名田小学校(高台浩校長)で17日、CAP(子どもへの暴力防止プログラム)が行われた。

 全国的に子どもを対象とした性暴力を含む暴力事件等の児童虐待、連れ去り事案が増加しており、児童相談所が対応した児童虐待件数は2023年度で前年度比1万件以上増の22万5509件発生。昨年には「こども性暴力防止法」が成立、公布された。

 CAPとは「チャイルド・アサルト・プリベンション(子どもへの暴力防止)」の頭文字でアメリカで1978年に開発され、日本では95年から本格的に活動が行われている。御坊市では昨年、全小学校で実施した。

 今回は3年生10人が参加。御坊市の家庭教育支援団体、ハッピーママライフから竿本有紀さん、田中福子さん、松本かずみさんが同校を訪れ、子どもの権利などについて話したほか危機回避のロールプレイ(実演)を行った。子ども同士のトラブルや連れ去り事案を想定し、ハッピーママライフの3人と子どもたちで危険を感じる場面を実演して対応を学んだ。「危ないと思った時には、大声を出して助けを求めて。何かあったら自分だけで抱え込まないで、家族や先生、信頼できる大人に相談して」との指導を受け、先生に相談するところまで実演して対応を学んだ。

 北岡煌大君は「もしもの時、どうしたらいいかよくわかりました。ロールプレイは緊張したけど、うまくできたと思います。困ったことがあったら、先生やおうちの人に相談します」と話していた。