日高川町議会は18日、一般質問を行い、熊谷重美議員は小中学校の統合による廃校舎の利活用について質問した。久留米啓史町長は「住民の皆さんに喜んでいただける活用を進め、地域の活性化を図れるような施設になればと考えている」と町民の意向を重視する考えを示した。

 昨年3月に美山地区3小学校、今年4月に川辺地区4小学校が統合。来年4月には4中学校が統合し、来年度には新しい学校の校舎として活用されなかった8校の校舎が残る形となる。

 熊谷議員は「すでに廃校となった校舎跡の利活用の状況はどうか」と質問した上で、来年度に廃校となる丹生中学校に関しては「南山スポーツ公園利用者向けの合宿所や宿泊所にしてはどうか。南山スポーツ施設は好評だが、町外に宿泊しているという利用者も多い。まずは丹生中学校を合宿所や宿泊所に活用するための調査費を計上してはどうか」と提案した。

 久留米町長は廃校となった校舎跡の現状について「寒川第一小は地元の会議などに利用し、地域住民のコミュニティ施設として利用が始まっている。笠松小に関しては地域住民から利用しているという声を数件受けている。町外の民間事業所からも利用に当たって前向きに検討したいという声をいただいている」と答弁。丹生中学校跡を合宿所や宿泊所として活用することに対する提案には「行政側から一方的に活用方法を決めるのではなく、まずは地域の意向を聞きつつ、活用によりどのような効果が期待されるのか、どれくらいの費用がかかるのかなどを総合的に把握する必要がある」と答えた。

 この日は堀辰雄議員がふるさと納税など、原孝文議員も船津メガソーラーなどについて質問した。