店内で宮脇さん㊧と片桐さん

 美浜町三尾の光明寺西隣で、地元移住者3人が買い物対策はじめ地域課題の解決を目的にし、食料品・日用品の販売を中心にネット買い物代行からリユース図書館まで幅広く取り扱う「三尾商店」を開いている。

 運営は移動相談室「カフェ・アッシュ」マスターのソーシャルワーカー宮脇裕貴さん(54)と妻の朋子さん(55)、カフェ「道草屋」を営む片桐秀典さん(47)。観光客誘致が盛り上がるなか、住民向けの取り組みとして始め、生活環境と人の思いに手が届く、地域の人と情報のハブ(中心拠点)を目指している。

 店舗は民家を間借りし、食料品や菓子、地元の新鮮野菜、日用品を販売。ネット購入の代行、便利屋の受付、スペースを貸し出して販売代行する「ボックスショップ」、貸し出しのあるミニ図書館を行っているほか、畳のくつろぎスペースを併設している。営業日は火、金曜。

 客も店員も立場を超えて支え合い、あるものや得意なことを持ち寄ることで、無理なく循環する社会をつくる場。宮脇さんは「ふらっと立ち寄り、人と人がつながる場所、みんなに愛される店に。誰でも参加でき、互いに手助けし合える店づくりをしていきたい」、片桐さんも「住民による住民のための商店。認知度が上がって最終的には住民が助け合う文化が根付いてくれたら」と話している。