
塩屋文化協会(溝口善久会長)の「日高川の干潟観察教室」が8日、御坊市塩屋町北塩屋の日高川河口で開かれた。
日高川河口の干潟は国の重要湿地に指定されている県の5カ所の湿地の一つで、観察会は今回で4回目。親子連れら約70人が参加し、干潟生態系研究の第一人者、和歌山大学の古賀庸憲教授を講師に迎えて干潟特有の生き物を観察した。古賀教授から干潟の役割などについて教わったあと、参加の親子はスコップやたも網を手に長靴で干潟へ降りていき、小さなカニやトビハゼなどを見つけては歓声を上げてバケツへ入れていった。この干潟では絶滅危惧種のカニ、ハクセンシオマネキが比較的多く見つかるが、今回は同じく絶滅危惧種のシオマネキも発見。原出紘武(ひろむ)君(湯川小2年)は「初めて参加しました。泥の中からカニやトビハゼが出てきて、楽しい」とうれしそうだった。この日見つかった生き物については、海南市の県立自然博物館に同定を依頼している。


