13日は成人の日。大人になったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を励ます趣旨で、1948年に国民の祝日として制定された。2000年までは1月15日が固定日だったが、ハッピーマンデー制度で1月第2月曜に変更した。
以前、成人の対象年齢基準は20歳だったが、2022年の民法の改正で18歳に引き下げ。これにより18歳や19歳の人も携帯電話やクレジットカードなどの契約が自己判断でできるようになったほか、選挙に関しても投票権が与えられた。
しかし、成人の対象年齢が変わったが、各自治体で行われてきた従来の成人式は、対象年齢をそのまま20歳とし、「二十歳の集い」や「二十歳を祝う会」などで行われることが多い。日高地方でも年明けの4日、美浜町、日高町、みなべ町で実施され、12日には御坊市、日高川町、由良町、印南町の3市町で行われる。
ところで、大人とはどういう人なのか。その定義を考えた場合、答えは難しい。インターネットで調べると、「精神的に自立していること」「責任感があること」「一般常識を持っている」などと記載されているが、いずれの要件も抽象的。成人年齢から遠く離れている筆者に「大人か」と問われると、返答に困ってしまう。もちろん、他責から自責に変わり、社会的な責任が求められる場面も増えるが、それも大人としての要件の一部。
「成人(18以上)=大人」としてしまえば話は簡単だが、それ以上に大人には幅広く奥深い意味を持っているように感じる。子どもが持っている素直さ、正直さなどもその中に入るだろう。それらをすべて持ち合わせている人は数少なく、大人になろうと常に努力している人こそが大人なのかもしれない。(雄)


