由良町農業士会(濵野一宏会長)は17日、町内の小中学校とこども園に、町発祥の極早生ミカンの「ゆら早生」を寄贈した。
寄贈先は由良中、由良小、ゆらこども園の3施設で、1人に1、2個ずつ行き渡るように配布。由良中では濵野会長が「今年はカメムシの大量発生や猛暑による日焼け、サルやアライグマの獣害被害と苦労は多かったですが、とてもおいしくできました」と贈呈。生徒会会長の西夏希さん(2年)、副会長の長田千輝君(2年)、由良心菜さん(1年)、会計の岩下蒼唯さん(2年)の4人が受け取り、西さんは「町の特産品をみんなでおいしくいただきます」と話した。