日高川町の和佐小学校(的場義文校長)で19日、地元の笑い祭(丹生神社祭礼)の関係者が祭りに登場するオニや獅子舞を披露し、1年生から6年生まで46人が地域の伝統文化に触れた。
笑い祭を身近に感じてもらおうと、笑い祭保存会、祭りに携わる若中、和佐区の関係者ら15人が訪問。保存会副会長の川口朋久さんが「昔、お姫さまが、神様たちが集まる日の朝に寝坊してしまい、お姫さまが落ち込んでいるのを知った村人たちがお姫さまに『笑え、笑え』と勇気づけたことが由来」などと説明し、オニと獅子舞の戦いを表現しているという「踊り獅子」などが披露された。「舞い獅子」では会場に笛や太鼓の祭り囃子が響き、子どもたちからは「祭りは大好き」などと声が上がっていた。
今年の笑い祭は10月13日に行われる。