食事をしながら親睦を図る参加者

 日高川町の移住・定住を応援する日高川移住受入協議会(西川知希会長)は24日、上初湯川の「薪火喫茶やきもの大楽」で田舎暮らし交流会を開き、大阪や東京などから地方へ移住した約10人が参加した。

 田舎暮らしの魅力などについて食事を交えながらざっくばらんに意見交換し、参加者同士の親睦を深めた。

 田舎暮らしに興味がるという大阪市の会社員男性(52)は「3年前から休日は日高川町で過ごし、平日は大阪に戻るという2つの拠点を持ちながら生活しています。ガソリンスタンドが少ないことやコンビニが遠いことなど不便がありますが、その不便さも楽しいです」、地域おこし協力隊の経験をきっかけに、9年前に同町に移住した東京出身の女性(36)は「近所の人たちと家族ぐるみのようなつながりがあり、子どもを育てるにはいい環境。ただ、この先、いま以上に少子化が進むと、子どもが通う小学校や中学校が遠くなることに不安を感じています」などと話していた。