日高川町三百瀬に和歌山工場がある株式会社スミロン(春山英二社長、本社・大阪市)が主催する初めての小学生のサッカー大会「スミロンカップ」が27日、日高川町の南山スポーツ公園陸上競技場で開催される。
工業用粘着テープや表面保護フィルムなどを製造・販売するスミロンは、和歌山工場を創業して27年。65人の従業員の約9割が地元採用で、地域の支えがあってビジネスを展開できていることに恩返ししたいと、スポーツを通じた地域貢献を企画し、従業員の子どもがサッカーをしていることもあって大会を開くことにした。
試合はU―12とU―9の2部門。U12は日高・有田地方を中心に12チームが参加し、4ブロックに分かれて予選リーグと決勝トーナメントで争う。優勝、準優勝、敢闘賞、グッドマナー賞のほか、MVPや優秀賞などの個人賞を用意。U9は4チームが交流戦を行う。
開会式では春山社長のあいさつ、FCダンシーマの岩嵜奏空主将(志賀小6年)が選手宣誓を行う。参加者対象にサッカーボールなどが当たる抽選会もある。春山社長は「頑張る子どもたちを応援したい。スミロンがどんな会社か知ってもらうきっかけにもなればうれしい」と話している。
U12の参加チームは次の通り。
塩屋、ダンシーマ、アミザージ、由良、ブラスト、サザンクロス、フライハイツ、レグラス有田、吉備アトラス、藤並、ブレイズ湯浅、富田