御坊市本町商店街の店主でつくるほんまちクリエイティブチーム・もぐら企画は20・21日、トリノスギャラリーで「ART(アート)を日常に」のプロジェクト作品の展示イベントを開催する。午前11時から午後5時まで。
空き店舗が増えて疲弊する商店街を盛り上げようと、もぐら企画が進めるアートを日常にのプロジェクトは、絵やアクセサリーなどの作家の作品を、参画店舗の商品ディスプレイの一つとして展示。日常的にさりげなく芸術に親しんでもらえる環境をつくり、才能ある作家と来店客との新たな出会いをサポートする。
1カ月ごとに作家の作品を入れ替えすることにしており、今回は6月に展示された作品をトリノスギャラリーに集めて出品。パステル画やデジタルアートの絵を中心に木工作品など、大小さまざまなアートが並び、希望者には販売(非売品もあり)。当日はコラージュやフリーペイント(20日)、似顔絵(21日午後3時から)のアートライブもある。
もぐら企画メンバーで手作り雑貨マルシェを経営する山本陽子さんは自身もキノコや野菜などのアート作品を制作しており、「アートの初心者や商店街を知らない人に見てもらい、商店街を知ってもらう機会にもなれば」と話している。