2人一組で土のうを作る職員

 由良町は17日、旧衣奈中学校グラウンドで、若手職員を対象にした土のう作成訓練を行った。

 各課から20、30代の男女の職員が参加。台風などの災害時に備えて定期的に行っており、初めての職員向けに砂を入れる量や袋のくくり方の説明を受けたあと、2人一組になって取り組んだ。

 職員らは黙々と作業を進めて約200袋を仕上げ、最後に耐久性が高いUVカット仕様の袋に入れた。役場前の本部消防車庫に戻ってからは過去に作った土のうを同様にUVカット袋に入れる作業も行った。

 町では昨年6月の大雨で土のうの重要性を強く感じたことから、今後は自主防災協議会も土のう作りを計画している。