後援会事務所開きの神事で手を合わせ必勝祈願する三浦氏

 19日告示、26日投開票の御坊市長選挙に向けて、現職の三浦源吾氏(64)=島・1期目=の後援会事務所開きが29日、島地内で行われ、後援会や三源会の役員、地元町内会長ら約30人が出席した。

 小竹八幡神社の小竹伸和宮司が神事を務め必勝を祈願。吉田擴後援会長は「選挙があると決まった以上、勝つために精いっぱい頑張ろう」とあいさつ。三浦氏は「御坊市にはまだまだ課題が山積しており、私の取り組みも道半ば。今回の選挙で選んでいただければ引き続き第5次総合計画に掲げた課題の一つひとつを、市民の皆さまの意見をしっかりと聞きながら実現していく覚悟」と決意を表明した。

 三浦氏はこの日、2期目の公約も発表しており、キャッチフレーズには引き続き「健康で、明るく、楽しく、前向きに、笑顔あふれるまちづくり」を掲げ、▽災害による犠牲者ゼロを目指し市民の生命と財産を守る▽子どもと大人が集い、明るく楽しく学べる▽健康で生き生きと安全に、ここに住みたい▽誰もが、希望をもって、前向きに、暮らせる▽快適で笑顔あふれる暮らしができる――の5つの「まち」の実現を目指す。後援会事務所は島645―1、℡0738―52―7852。

 市長選には和歌山環境保全団体代表で新人の山本譲一氏(62)=薗=も立候補を表明しており、一騎打ちの戦いが濃厚となっている。