国際舞台で活躍できるトップアスリートを育てる県のゴールデンキッズ発掘プロジェクトで17日、第15期生の修了式が和歌山市のホテルアバローム紀の国で行われた。第15期の修了者は日高地方の3人を含む36人(小学6年生)。出席者に岸本周平知事から修了証書が授与された。

 同事業は2006年にスタート。体力測定の選考会で選ばれた児童が2~3年間、育成体験を通して、身体能力だけでなく精神面を鍛え、食に関する知識も身につけてきた。

 日高地方の第15期修了者は岩橋花歩さん(志賀)、小谷玲奈さん(岩代)、津村志織さん(川辺西)。岩橋さん、津村さんは修了式に出席した。

 修了式では岸本知事が「失敗した分だけ人生が豊かになり、成功へのチャンスが近づく。これからも失敗を恐れず挑戦する皆さんにエールを送ります」と激励。これまでの活動を記録したDVD映像が上映され、修了生代表で和歌山市立宮前小の松村怜奈さん、岩出市立上岩出小の渡辺侑紀君が決意を述べた。