西川の土手で会員らが草に火をつけて焼く

 美浜町の西川河川改修事業推進協議会(吉田敬会長)は30日、町内を流れる西川の土手の草焼きを行った。

 河川改修事業の早期完成の願いも込め、病害虫駆除や河川管理のために毎年実施している。今年は和田川との合流地点にある樋門から日高町との境界近くの西川大橋までの区間で行った。

 協議会メンバーらが参加し、ガスバーナーで点火。火は勢いよく燃え上がり、消防団の協力で、周囲に広がらないよう警戒した。

 吉田会長は「改修が完成した下流域では、昨年6月の豪雨でも低い土地が浸水せず効果が見えてきた。さらに上流へ一日でも早く工事が進んでほしい」と話していた。